Windowsサービス実行時、ネットフォルダへの接続が、”ドライブの用意ができていません”エラーが表示される。
Windowsサービスでのネットドライブとの同期時、”ドライブが用意できてません”というエラーが発生する場合、以下の原因が考えられます。
- WindowsXPやWindows7では、共有フォルダへの接続は、同時に10セッションまでとなっています。
- ばっちり同期では、Windowsサービスでの実行時、スレッド毎に1つのセッションを使用する仕様のためこの問題が発生します。
回避するには、以下の設定をお試しください。
1.同じローカルユーザーアカウントで同期処理が実行される場合、以下のステップをお試しください。
- ホットキー "WIN" + "R" を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを表示し、「名前(O):」エディットボックスに"services.msc"を入力し「OK」ボタンをクリックして、サービスマネージャを起動してください。
- "BestSync Service"のログインアカウント設定を行います。
- サービスリストから"BestSync Service"をダブルクリックすることで、「BestSync Serviceのプロパティ」を表示し、"BestSync Service"が実行されるローカルアカウントを設定します。
- ばっちり同期の「同期ルール」の「ネットワークドライブへのログオン設定」を行い、「サービス実行でのローカルユーザ偽装設定」をクリアしてください。
これで、全てのスレッドは、同じネットワークフォルダへのログオンが1つのセッションで実行されるようになります。
2.もし、異なるユーザアカウントで実行する必要がある場合は、「同期ルール」の「コピーオプション」にある「同時に複数個ファイルを処理する」オプションを使用しないでください。
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